この人「名経営者」ですよ!



私、50歳で2年間ひきこもり、人生の酸いも甘いも知り尽くし、その後「まとも」になってきて、いろいろな多種・多様な人物の方を知ったり、出会ったりしていますが、

だいたいは、イメージや自分の中で処理できますが、この「庵野秀明さん」という人を

NHKの特番(90分)を見た時は、ひっくり返りましたねー


この人は、ご存じの方が多いと思いますが「エヴァンゲリオン」の生みの親です。

1990年代・2000年代・2010年代そして2020年代という長い時代をシリーズ化してファンを喜ばしています。


ごめんなさい。。。

私は「エヴァンゲリオン」は見たことはありませんし、

庵野秀明さんの作品も全て見たことはありません。

何しろ、アニメはもう苦手で子供が小さい頃にアンパンマンをつきあって見たのが最後です。だから、私はアニメ業界はまったく無知で語るにも値しないです。


よって、庵野秀明さんの作品に対して、価値観や批評もするつもりもありませんし、

多分、この先も、彼の作品は相当な縁がないと見ないと思います。


では、なぜこの「庵野秀明さん」がすごいと思ったのは、

ある日、NHKを見てたら、この方の特番が始まりました。

私はこの人を知らないし興味がなかったので「スルー」しようと思いました。

伝説の「エヴァンゲリオン」の生みの親と紹介されていましたが、ピンときませんでした。


そんな時、この特番の制作が4年かかったと言ってます。

さらに。庵野さんは無表情で「私を撮っても意味ないですよー」と言ってます。

私は、なんかこの人「変」だなーと思いました。


そして、びっくりしたシーンがスタッフが重要な報告をしようとしたら、

「今、それを言われても、ぼくにはわからない。わからないんだよ!」と困って言ってます。内容はアニメの制作状況でとても大切な状況報告だと感じましたし、その報告を知ることは代表の庵野さんにとって重要なことなのに「わからない」と言っているんです。


私は、この人「わがまま」なのか「いっちゃってるのか」「天才なのか?」どんな人なんだろうと、とても興味が湧きました。


この取材番組は「エヴァンゲリオン」の最終作をどのようにして作り上げて、お客様へ届けるのかをまとめあげたものでした。


庵野さんは、この4作目の企画・原作・脚本を担当しています。

現職としては、会社経営者、映画監督。アニメーター、プロデューサーです。


取材番組を見入って、ビックリしたのは、

庵野さんが一番こだわっているのは、描写の展開というかタイミングやイメージみたいなもので、これが少しでも狂うと「鬱状態」になってしまいます。

そして制作スタッフ(10人くらい)と打ち合わせをして、イメージが違うと黙り込んで

貝のようになっています。


打ち合わせがまとまらないと、逃げてしまいます。

そして、しばらく会社に来なくなり、回りを心配させてしまいます。

時には自殺も考えるそうです。


やがて、ひょうひょうとして、脚本をゼロから作り直してきて、またスタッフと打ち合わせをします。これを何回かやっています。

普通、脚本や企画が中心でこの基本からあとは細かく制作スタッフや役者が忠実にこなすのが普通なんですが、制作の途中で、企画や脚本、原作をゼロから変えてしまうんですよー

これ、ものすごいパワーがなくちゃ出来なないと感じます。


庵野さん自身の描写のイメージがまとまると、声優さんの演技なんかは一切口を出しません。声優さんたちも、庵野さんと長い付き合いの中で、みんな「よくわからない人」

言ってます(笑)


いざ、最新作ができて、制作スタッフだけの試写会が始まりました。

庵野さんは力強い声で「感謝の念」を伝えました。

いざ、試写会が終わったら、制作スタッフのほとんどが泣いています。。。


取材番組側が庵野さんに「ご覧になりましたか?」と聞いたら

無表情で「いや、まだ見てません。あとでゆっくり見ると思います」

と言い放ってます。


そして、一般公開から3週間で興行成績60億円以上

観客動員数396万人で、前作を上回っています。

なんとこの、コロナ禍の情勢での状況ですよ!!!


この「庵野秀明さん」は、この作品に対しての締め切り、をしっかり間に合わせて仕上げて

いるのがポイントなんです。それまでは、何回も脚本を作り直したり、「鬱」になったり、

死にたくなったりしてますが、投げ出さず、人のせいにせず、責任をとっている姿がとても

勇ましい経営者に感じました。


私が令和の時代になって

はじめて尊敬した「経営者」ですね

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