ひきこもり・うつの時に見た映画!



私は50歳の時ひきこもり、うつがひどくて何も出来ない毎日でした。

とても苦しくて苦しくて、全てを放棄していました。


やがて少し回復して、自立支援施設にも行きリハビリをしました。

プログラムの中で「映画鑑賞」の時間がありました。

その時の映画は単純なモノばかりで、私には合ってたのかもしれませんが寝てしまい、

まったく興味もなく


時間が過ぎていきました


家でも父がスカパーで映画鑑賞をしていますが、私はほとんど無反応に近く、

時には、疲れてしまい部屋に行き熟睡していました。

もう、映画を見ても楽しめる人生ではないと心から思いました。

元気であった時は、それはそれは映画が好きで


自分の人生を変えた映画や俳優はたくさんいます


しかし、その時はもうどうでもよく、縁のないものと決めつけていました。


そんなある日「ふ」と黒澤明監督の映画が見たくなり

2年ぶりにノートパソコンを開けてアマゾンプライムビデオで黒澤映画を検索しました。

過去には何度も見てますが、その時は偉大な映画監督という印象で終わってます。


そして「七人の侍」を見て


あまりの完成度の高さにビックリしました。

たしかに、うつがひどく、ひきこもりの状態では、あまり考えたり刺激の強い映像やストーリーは良くないかもしれません。

その後も何日か、かけて黒澤映画を何本も見ました。


まったく疲れません。。。


まずは、モノクロの映画というのが良かったかもしれません。

そして、単純明快なストーリーでなく、見て理解しなければ前に進まない映画なんです。

さらにストーリーの展開も読めず、意外性がありさらに、俳優さん達がとても人間らしく

描写されています。


ある意味、全てが完璧に近いモノが多く、ひきこもって、うつの私でしたが、

ほとんど疲れず、飽きず、眠くならず、時間を忘れます。

また、黒澤映画は長編が多く見るのに時間がかかりますが、見たあと


何かひと仕事した感じで充実感がありました


では、なぜ黒澤映画が良かったのかを考えると、普通映画はかっこいいとか感性で見るのが多いと思います。

しかし、黒澤映画は理詰めというかストーリーが論理的なんです。それでいて描写はずば抜けたものなので圧倒されます。当時の黒澤映画はお金も、かかっていたと思いますが、

お金をかけて映画を作るのはこういうことなんだよと。。。


教えてくれるような気がしましたね


あの、映画監督のコッポラやジョージ・ルーカス、スピルバーグなど映画界の神様達はほとんど黒澤映画に影響されています。


当事者の方やご家族の方々、

是非、ご覧いただけたらと思います。

年代性別問わず、時代を感じさせず、完璧に近いストーリーや描写で楽しめる映画です。


ではでは、、、