中高年ひきこもり 三田佳代子(仮名)36歳 女性 無職 一人暮らし

更新日:1月22日



【事例】


20代の頃は、水商売で働き、指名ナンバーワンでお得意様もたくさん持ちお店でも人気

があった。


しかし、ある日、お客から執拗に男女の関係を迫られ、断ったがその男性はエスカレートして自宅に待ち伏せしたり、家のドアを叩いたりしてきました。

佳代子さんは恐怖を感じ警察に通報しました。

現実的には解決せず、佳代子さんはお店を辞めて、遠方の地方へ引っ越しました。

しかし、男性恐怖症になり何もできなくなり働くこともできなくなりました。

生活をしていく手段として、生活保護を受けアパートに一人暮らしをして引きこもるようになりました。

7年ぐらいひきこもっています。

精神科クリニックに通院して、睡眠薬を処方されています。

ひとりぼっちになってはいるが、前の職場の仲間とは連絡をメールなどで取り合っている。

希死念慮は少しあるが、前職の仲間から励まされ、自分自身を取り戻そうとしている。


精神疾患ではなく、家事は自分でできるので、訪問看護や保健士などのフォローには

頼っていない。


ストーカーをした男性へのフラッシュバックはなくなりつつあるが、

昔のように、明るくお店を仕切る気力や体力はない。

佳代子さん自身、生きる目標や価値観はあまりなく、逆に幸せそうにしていたり

元気な人が大嫌いになっている。

理由はコンプレックスでなく、理性的に嫌いな感じである。


カウンセリングも受けたが、佳代子さんは前職の経験上、他者のしぐさや、目つきなどで

どのようなタイプで、こちらに対して気持ちが向いているか、すぐにわかってしまい、

ひどい時は、逆にお相手をカウンセリングしてしまう時があった。

だから、佳代子さんは時間とお金の無駄と判断して、カウンセリングには行かなくなった。


スマホで自分と同じ境遇の人を探しているが、佳代子さんは男女関係や恋愛経験が豊富なので、いまいち同じ境遇に思える人とつながらず悩んでいる。

しかし、きっかけがあれば結婚もしたいし、子供も生みたいという願望はあり

自身の身の回りは整理整頓され、清潔感を保っている。



【大河原康からの回答】


幸せそうな人や、元気な人が大嫌いというのは、ひきこもる大きな要因だと思います。

だから、表に出たくないのだと思います。


佳代子さんなりに、いろいろと解決させるために努力されたと感じます。

しかし、佳代子さんが満足というか納得いく結果になっていなくて、余計周りというか世間を信用できなくなり、地方へ引っ越して一人暮らしをして毎日を送るライフスタイルなのでしょう。


また、このひきこもっている時期に、恋愛関係が豊富だからといって、むやみに出会い系サイトなどで恋愛するのは賢くないと思います。騙されるケースもあります。


私がよく使う言葉ですが「小さな幸せ」を感じてみてはどうでしょうか?

いきなり、結婚だとか出産、引っ越し、など大きい幸せはよくないと思います。

小さな幸せを作り、その積み重ねで結婚や出産、家を買うなどが自然のように感じます。


では小さな幸せとは、なんでしょうか?

それは佳代子さんが感じることなので、私は無責任に提案するだけで恐縮ですが

例えば、お花や、観葉植物を育てるのはどうでしょうか?

お花や観葉植物は光合成のもと生きているので、それを実感します。

面倒くさかったら、枯れて死んでしまいます。

しかし、佳代子さんの心と同じで、お花や、観葉植物にルーチン作業をほどこすと彼らは生き生きと立派になります。


まさに佳代子さんの心を表しています。

相手は人間じゃないから、何も話してくれませんが、その見返りに自然の摂理を教えてくれます。日光を浴び、水を注がれ、土の上で育つという自然の摂理です。

佳代子さんの心も何かに注がれて、生きる活力が復活すると思います。

最初は、ホームセンターなどで売っている、お花や観葉植物でいいと思います。

品定めをすれば、リーズナブルで綺麗な代物に出会うと思います。

また、育て方や扱い方に悩んでも、いまはYouTubeなど動画で詳しく解説しています。

また、もしこの小さな幸せに共感できたら、スマホでお花や観葉植物に関してのコミュニティーがあり、そこでいろいろと情報交換すると育てるだけでなく、共通する方々との

コミュニティーを楽しみ、生きがい、やりがいが見つかるのではないかと思います。




この事例と回答シリーズは、あくまでもフィクションの想定であります。個人情報には該当しておりません。

大河原ライフプランニング

大河原 康

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