事例と回答ブログ「登校拒否」 鈴木 洋子(仮名) 14才 女性 中学二年生


【事例】


埼玉県在住。

母はシングルマザーの38才。

洋子さんは14才の女子中学生で兄弟はいない。

母親には年下の交際相手がいて、32才の男性でトラックの運転手をしている。


この男性は、腕に入れ墨があり、髪型も金髪でピアスもしている。

母と交際相手の男性とは結婚の約束もしている。

洋子さんは、そんな母を受け入れられず、また、交際相手の男性にも心を開いていない。

洋子さんの小学生時代はおとなしくて、いじめられるケースもあった。

中学校へ入学すると共に、学校に行かなくなり家にひきこもるようになった。

そして、ひきこもるようになってからは、部屋の掃除は一切しなくなりゴミ屋敷のように

なってしまった。

また、頻繁に同居している母親や交際相手の男性に暴言を吐いていた。


部屋の中では、勉強もせず自分のスマホで「出会い系」サイトで知り合った方々とライン

などSNSで頻繁にやりとりして楽しんでいる。

しかし、洋子さんにはポリシーがあり、むやみに危険な人物に近づくのは良くないと感じているので直接、合ったりすることは一度もない。


問題は食事である。

母親は一切、料理をせず、交際相手といっしょに外食かコンビニやテイクアウトの食事ばかりである。洋子さんの食生活は乱れ、炭水化物を多く取りすぎてしまい、肥満の体型になり

体重もかなり高くなっている。


洋子さん本人は、いろいろな意味で、全てこうなってしまったのは「母親」のせいだと

心に強く思っている。

洋子さん本人は、勉強やスポーツにまったく興味がなく、友達にも興味がない。

興味があるのは、男性タレントの熱血なファンで、この方が大好きで毎日、彼のことばかり

考えている。



【大河原康からの回答】


ひとこと言ってしまえば、環境が良くないのは明白かもしれません。

しかし、環境は関係ありません。

他のカウンセラーなど、プロの方は環境の改善を望むでしょう。


しかし、母親に、ちょっと常識外れな交際相手に洋子さんのために別れるように言っても

どうでしょうか?

下手したら、この交際相手に脅かされてしまいますね。更に母親がこの交際相手を真剣に

好きで結婚まで考えているようなら、他者がなんとかしようとしても無理だと思います。


まず、洋子さんは人間として明るくなることですね。

好きな男性タレントがいるならば、ファンレターを買いてみたらどうですか?

もちろん、手書きです。

返信される確率は低いかもしれませんが、やる価値はあります。


そして、ひきこもる毎日ですがコンサート会場にも足を運んでみてはどうですか?

ひとりだと不安なら、同じファンの方々とSNSなどのコミュニティーで知り合い

ファンの方々と交流して一緒に行動してみてはどうですか?

そうすれば、好きな男性タレントの以外な情報が入りワクワクすると思います。

そして、小さな幸せを感じると思います。


そうやって、ひとつひとつの小さな幸せを感じたら

料理にチャレンジしてみましょう。

好きな男性タレントが「おいしい」と言ってくれそうな料理を作ってみるのです。

幸福感が増すと思います。

うれしい気持ちになってくると明るくなり、次のステップを踏む勇気がわきます。


それは、部屋を綺麗にしても良いし、中学校へ復学してもよいと思います。

選択肢は洋子さんがたくさん持っています。



この事例と回答シリーズは、あくまでもフィクションの想定であります。個人情報には該当しておりません。


大河原ライフプランニング

大河原 康