励まして下さい!



いろいろな相談者(ひきこもり・登校拒否・精神疾患)当事者やご家族の方々、

とお話したり、いろいろな研究資料や書籍を勉強したり吸収したりしていますが、

必ず、教科書というか専門家などの意見で「励ましてはいけない」と言い切っている人が

います。


私も精神科閉鎖病棟に入院した時の、担当医と施設長が励ますどころか、私の人格否定

して、それはもうビックリしました。


はたして、当事者に対して励ましてはいけないのか?

私は、一方的に決めつけるのはよくないと思います。


ポイントは励ます人なんです。

当事者が認めたお相手なら、心を開き、お相手の話を聞く意識が向けば励まされれば

人間うれしいはずです。


根拠は、私は自立支援施設に1年間入所して何十人という精神疾患者やひきこもりの当事者と対話してきました。

もちろん、全員というのは無理で不可能ですが、何らかの人間関係ができた当事者とは

お互いの話を聞き、理解しあうことができるのです。


ある精神疾患者の方がソフトボールをいつも楽しみにしていて、大好きなプロ野球球団の

ユニホームと帽子を被り、気合が入ってます。

最初のころは、私には距離を置かれて目も合わせません。

しかし、ある日、二人きりになりユニホームや帽子を含めてその方が大好きなプロ野球球団

を私はとても詳しく話しました。

彼はビックリしていました。

そして、ソフトボールをがんばって下さいとエールを贈ったら、涙ぐんでいました。


これは、お相手が、私を認めて、さらにご自身が認めてほしいことを嘘偽りなく気持ちを伝えて、最後に前向きにこうなってほしいということを言うと、お相手は可能性に目覚めると

思います。


もちろん、鬱状態が激しかったり、絶望のどん底状態では成り立たないかもしれません。

わたしも、ひきこもりで鬱状態が激しい時は誰とも話したくありません。

ポイントはタイミングです。当事者も調子が悪い時は、不可能に近いと思います。


しかし、当事者が心を開くドアを自分で開けたら、そのタイミングであいさつからして

ひとつひとつ丁寧にコミュニケーションをとり、お相手の好奇心が芽生えている事象に

こちらから反応して「励ましたり」「ほめたり」すると人間関係は自然といまくいきます。


これもうひとつ、私の体験ですが。。。

高額なカウンセリングやセラピスト、モチベーターなどなど、その他自己啓発の講師などで


私の事を知らないのに

「あなたは素晴らしい!」

「自分を許してあげて下さい」

「必ず幸せになります」

などなどと、こちらがひいてしまうくらいの眼力で大きい声で言います。


私は、冷静に私のどこが素晴らしのか聞いたら、

ほとんどの人が答えられませんでした。

まあ、マニュアルなんでしょうねー


たしかに、全否定はしません。

このようなカウンセリングや自己啓発で良くなる人もたくさん見てきています。

しかし、約3ヶ月くらいで元に戻るケースがほとんどですねー


私は、お相手が素晴らしいと根拠なく言いません。

人間、生まれてきて「生きている」という概念は素晴らしいのでなく「普通」であり

素晴らしくするかどうかは、自分次第で自分が満足すれば良いだけです。

そこにはコンプライアンスや家族や他者への迷惑をかけないことです。

他者が「素晴らしい」という評価はうれしいです。

しかし、根拠なく、マニュアルのように言われても当事者は見抜きますよ。


だから、ポイントは励ます人なんです。

この「人」が、当事者が認めた心の許せる人物であれば「褒めたり」「励ますの」のは

絶対にアリなんです!

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