珍顧客対応シリーズ【ザマア!安藤部長】

最終更新: 3月2日



世の中、嫌な上司っていますよねー

社会人になったら必ず経験しませんか?

今ではパワハラ・セクハラ・モラハラなどがうるさくなったので、そんなに嫌な上司は陰をひそめているかもしれませんが、人間の本質ってそんなに変わるもんじゃないと思います。

ただ、社会や常識・時代の変化で生き残れる上司と葬らされる上司がいると思います。


まー私も10年間のサラリーマン生活で嫌な上司を見てきましたが、今回は特別な、お方を

ご紹介します。


私が24歳の頃、約50人くらいのオートバイ事業の企業に勤めていた頃、入社4年を迎え

社内のコンピューターシステム構築の責任者で社内のシステム管理を任されていました。

直属の上司ではないですが、経理部に安藤部長というおじさんがいました。

このおじさんは、オートバイ事業なので、社員ほとんどがオートバイのニオイがしました。

しかし、彼だけ、いつもヨレヨレのスーツを着て出勤して、オートバイの知識はゼロでした。だからと言って経理部長だから財務会計がプロかと言うと、私は簿記2級や情報処理の資格をもっているので、ある程度ですが理解できます。でないとシステム構築で売上・売掛管理、在庫管理などが出来ません。


ある日、安藤部長は財務会計ソフトを導入します。私も同伴していましたが、安藤部長は

ここは俺の領域だから、黙ってろぐらいな事を言って口を出させませんでした。

私は、この人どのくらいできるんだろう???と思いながら静観していました。

いざ、パソコンと財務会計ソフトを導入して、最初はトレーニングが始まります。

しかし、安藤部長は機械オンチならまだ普通のおじさんでいいんですが、根本の簿記がよく

わかっていなくて、仕訳入力がメチャクチャなんです。

私はよくこれで社長はこの人に任せているなーと驚愕していましたよ。


そして、いざ実践になっても話になりません。

そして、わからなければ私に聞けばいいのに、絶対に聞こうとしません。

そしてシステム会社に問い合わせて電話で格闘している毎日です。

そんな、ある日、会社の社長が試算表が欲しいとなっていますが、安藤部長は試算表の出し方がよくわかっていません。電話で聞いて理解していましたが、数字をみるとなんかつじつまがあってないらいしくて困っていました。

そして、2ヶ月くらいずっと同じことの繰り返しをして、仕訳入力の根本を見直すようにやっと気づいていました。試算表はなんと3ヶ月後にできました。

社長は仏様みたいない方だったので「安藤君よくやった!」とほめてます。

私は呆れていましたが、現実を重く受け止めていましたねー


それで何より口臭がクサくてたまらなかったです。

これは、全社員みんな言っていました。

あとにも先にも、こんな口臭のクサイ人は出会ったことはありません。

ある日、安藤部長は大きいクシャミをして、痰が私の机に飛びました。黄銅色で渦巻がかっていて見るからに恐怖です。しかも、安藤部長は気づいていません。

私は、すぐさま「お願いします、拭いて下さい!」と懇願したら、

「あーゴメン、ゴメン、そんな気にするなよー」とわけのわからない事を言われて本当に参りましたねー


そんな、ある日、経理部署に1本に電話がかかってきました。

経理部署には安藤部長含めて5人いました。

そして私は一番、若かったので電話はよくとっていました。

そして、かかってきた電話を出ると、比較的丁寧な言葉を使ったおじさんが

「社長いるかー」みたいな電話だったので、「どちら様ですか?」と聞いたら、普通のお客さんのようだったので「社長不在」のことを伝えたら、「社長の次の人はいないのか?」と言ってきて当時、社長のご子息も経理部署にいて、ご子息につなごうと思ったら安藤部長が「社長の次は俺に決まってるだろうー」と言って電話を出てしまいました。

そして安藤部長は超偉そうに「あー経理部長の安藤だけどー何か?」

この対応にキレたお客さんは乗ってるバイクが全然治らず、現場も困っていたのでお客さんもさすがに社長の顔を見たいとなったのです。


安藤部長はお客様のクレーム対応なんか、まったく出来ません。

キレたお客さんは延々と何か言っています。

安藤部長は顔を真赤にしていて、よせばいいのに言い訳をしています。

「外車は乗り手を選ぶ」ぐらいなことを言ってしまい、もう大変ですよ。

お客さんキレにキレまくって、これからそこへ行くから待ってろとなりました。


安藤部長は私達と目も合わさず帰ってしまいました。

私は、心配になり修理部門の現場へ行ってことの説明をして、お客さんを待ってました。

そしてお客さんが来たら、みんなで手厚く対応したらとても満足してくれました。

しかし、お客さんは「おい!あの安藤はどこへ行った」となり、みんな目をそらしてましたが、私が「電話を切ってすぐに帰っちゃいましたよー」と言ったら、お客さんはニヤリと笑い「わかった!ありがとう」と言って帰られました。


後日、あのお客さんから電話が来て私がでました。そしてお客さんが

「おー君かー!安藤いるか?」となりました。

安藤部長にそのお客だって伝えると居留守を使うと思ったので、銀行の担当者の名前を言い

電話をつなぎました。そして、お客さんは安藤部長に説教をしまくってます。

「ザマア!安藤部長」と思い、その晩、先輩たちとお酒をたくさん飲んで乾杯した覚えがあります。


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