珍顧客対応シリーズ【騒音おばさん降臨】



私が27歳ぐらいこの頃ですかねー(今から26年前ぐらい。。。)

当時、オートバイの営業経験を積んで仕事がおもしろくなってきた時期です。

この時代は、とにかくハーレーダビッドソンが飛ぶようにして売れてました。

だから、売るための努力より、お客様の要望を聞いてカタチにする努力の方が先でしたね。


まだウエブなど発達していない時代なのでパーツやアクセサリー類の分厚い本を暗記するくらい集中していましたね。

特にこの時代から、ハーレーダビッドソンは一般ライダーが買うようになりましたね。

それまでは、ロン毛で強面な人や、成金ジジイみたいな印象が強かったです。


だから、私についたお客さんは、ほとんど一般的な普通な方々が多くて、やりやすかった

ですね。さらに私は紳士服のコナカでスーツを仕立て、髪の毛をオールバックにしていました。先輩たちは会社のブルゾンでちょっとオートバイ屋さん特有の不潔臭さい感じが嫌でしたね。別にエリート営業マンを気取るのでなく、お客さんの印象を良くする、ただそれだけでしたね。


そんな、ある日、30歳くらいの男性が、もう即決でファットボーイを決めてくれました。

私は普通に処理して、あまり印象に残らなかったお客さんでした。

下取車が不動車だったので納車を自宅にしました。

オプションパーツもいろいろ着いていて、転倒させたら大変なので、私はメカニックと一緒に納車に行きました。

ざっと1時間位で終わると思っていました。


場所が、団地の中で、お客さんは待っていました。

私は丁重に挨拶をして、大型のハーレーダビッドソンをトラックからメカニックとおろしました。そして、納車の説明を始めようとした時ですよー


背後から、あの「騒音おばさん」みたいな、おばさんがあらわれて、ものすごい剣幕でキレられました。もう私は唖然とするばかりですね。

内容は「なぜ、息子にこんな高価なモノを売りつけたんだ!」と一方的に言ってます。

もうあまりの迫力で、こちらは話を聞くしかありません。

息子さんは、ただ黙っているだけで、私は内心「なんとかしてよー」と思ってました。


さらに、トドメをさされたのが、納車当日が「仏滅」だったんです。

別に私が決めた日じゃないんですが、お客さんの同意の上での納車日だったんですが、

この「仏滅」にキレてもー大変でしたよ(笑)


おばさんも、人間なんで文句を言うのが疲れた頃を見計らって、クロージングにもっていき

下取車を引き上げて帰ろうとしたら、このおばさんが布団叩きで私を背後から襲い

「泥棒扱い」をしています。なぜかメカニックは笑いをこらえてます。

「警察を呼ぶ」ぐらいな事を言われて、私もまだ経験値が浅いのでどうすることもできない状況でした。


おばさんに妥協して下取り車を置いていくかどうか。。。

価値としても5万円くらいです。

社内で上司といくらでもごまかせます。

しかし、2時間ですよ2時間。。。

この価値のない下取り車のために耐えに耐え抜いて、おばさんにお許しをいただき、何とか無事、会社へ戻ることができました。


同行したメカニックも「史上最強ですね!」絶賛していました。

私もあとにも先にも、お客さんから暴力を振るわれたのはこの時だけです。

しかも背後からですよ(笑)