恋愛純情物語【愛しのフルーツパーラー】


小学校に入学して、自分の席のとなりの女の子がビアンカちゃんでした。

ビアンカちゃんは、小柄でおとなしい子でした。

6歳の私は発達障害だったので、勉強の準備とかをすぐに出来なくて

ビアンカちゃんがいつも手伝ってくれました。

そんなある日「誕生日」が彼女と同じだということを知りビックリしました。

もちろん、彼女もビックリしています。

だから、私はビアンカちゃんにとても親近感を湧いてしまいました。


しかし、ビアンカちゃんに対して「初恋」的な気持ちはまったくなかったですね。

あまりペチャクチャしゃべった記憶もありません。

先生の話しや次にみんなで何をしたらよいかを、いつもわかりやすく説明してくれて

頼りっきりでした。


そんな、ある日、ビアンカちゃんに家に遊びに来るように言われました。

「やっくん、あそぼー」

と言われ、私はワクワクしながらビアンカちゃんの家に行きました。

そしたら、商店街のモールでフルーツパーラーを営んでいる家でした。

私は子供心になんかカラフルで楽園のようで見たこともないフルーツがいっぱいで

興奮していました。


家にあがったら、少したって、ビアンカちゃんのお母さんがフルーツパフェを持ってきて

くれました。パフェにはマンゴー・パパイヤ・キウイなどが入っており、食べたことがない

フルーツでした。どうやって食べていよいかもわかりませんでしたねー


そして、ビアンカちゃんと仲良く食べて幸せいっぱいでした。

その後、学校の宿題を一緒にやって、家に帰りました。

帰ってから、母親にフルーツパフェをご馳走になったことを報告したら、母親はビックリしてすぐに、私を連れてビアンカちゃんのお店に行き、漬物をお返しに渡していました。


とにかく、私は授業中、落ち着きがなく、回りに合わせることができなくて

いつもビアンカちゃんにフォローしてもらいました。

しかも、みんなと同じことが出来ない自分が情けなくなると泣いていしまう時があり

ビアンカちゃんも一緒に泣いてくれた時があります。

本当にやさしくて頼もしい女の子でした。


だからと言って、私が発達障害ぽくても、ほとんどいじめられませんでした。

男の子はウルトラマンごっこや仮面ライダーごっこをやりましたが、

私は中心的な人物で盛り上げてがんばっていました。

だから、この人「おもしろい・楽しい」的な感じな立ち位置だったので落ち着きがなくても

普通の人間関係で過ごせていましたと思います。


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