はじめに



世の中では「ひきこもり」という言葉が横行しています。「8050」「7040」と称して中高年の方のひきこもりが社会問題になっています。 私は50歳でひきこもりました。

そのときの父が80歳でした。


まさに「8050」を体験しました


双極性障害になってからは13年です。

これまでに自殺未遂を5回、精神科閉鎖病棟入院6回、電気ショック療法10回、ひきこもりの期間は2年です。ひきこもりは正直、試練以外なにものでもありませんでした。

「ひきこもり」は今の時代、インパクトのある表現です。

そして刑事事件を犯したひきこもり者の報道で世の中のイメージが変わってしまいました。「ひきこもり」は過激なマイナス表現になりつつありませんか?

健常者の会話の中で「ひきこもり」という言葉を使う時には、小さい声で話します。

差別用語になっています。

「ひきこもり」の表現では、生涯そのままの身分のようなイメージを与えます。

私は元ひきこもり者として


「ライフスリープ」という言葉を考えました

直訳すると「人生の眠り」です

この表現は差別的な感じがしません。

不登校の子供たちも、中高年のひきこもりの当事者も「ライフスリープ」という名前でくくられたら、「眠りから覚める準備ができるのではないか」と、前向きに感じます。 人生は、


「山あり谷あり」

「川の流れのように」

「旅と同じ」


などと例えられます。

良い時もあれば悪い時もあると言われます。

思いがけないことが起き、幸せになったり、不幸になったりします。

しかし、私の場合「人生とは?」の問いかけに対して、山谷、川、旅のようなドラマチックのようなものでなく、ライフスリープ体験後は


「死ぬまでの試練だ」


と耐えるようになりました。 会社を経営して廃業しました。

その後、元社員やいじめられた弁護士の顔が忘れられずとても苦しみました。

私が50年間生きてきて、さまざまな体験をしてきましたが、


極鬱状態ほどの試練はありません


極鬱状態では頓服も効かなし、朝日も浴びても意味がなく私の方法論では前途したとおり、過剰に睡眠薬を服用して寝るしかありません。

車の運転もできなくなり、炊事、洗濯、買い物、雑用、全てできません。

横断歩道も渡れません。

大好きだった映画鑑賞も音楽鑑賞もしたくありません。

二輪業界に30年携わってきましたが街でオートバイを見ると気が狂いました。


それでも少し回復すると幸福論についての本や宗教学の本を読みました。

特に読んだのは精神疾患にまつわる書籍を40冊以上読みました。

しかし当時の私には何の効果もなく終わっています。

また、インターネットやYouTubeで鬱状態についての情報もたくさん閲覧しました。

少し動けるようになって自立支援精神障害者施設に入所して、さまざまなプログラムをやりました。美術、造園、粘土、座談会、バレーボール、バドミントンなどをやりました。

しかし、


回復には程遠かったのです


私は自立支援のプログラムを受けながら障害者雇用で働き、人の目を避けて、人間関係も断ち切り孤独に耐え余生を過ごす覚悟でいました。

しかし、私の主治医は、


「大河原はこのままでは終わらない」

「必ず立ち直ります」


と言い切るのです。 ひきこもりの2年間は、部屋も荒れ放題で着ている服も安いジャージを着てファッションにもまったく興味がなくいつもひげや鼻毛は伸び放題です。

お風呂も週に1回ひどい時は月1回程です。

2年間こんな生活をしてひきこもりました。

主治医に入院を勧められましたが破産して無一文なので入院するお金もありません。

ひきこもりの極鬱状態では何もできずただ1日を繰り返すだけです。

幸い、生活は傷病手当と障害者年金でまかなえました。

では、なぜこんな私がひきこもりの極鬱状態から脱せたのでしょうか?


正直何も努力はしていません

お金も使っていません

人にも頼ってもいません


ある日、私は、その日にあったことや人物に対して「ありがとう」を夜に精神薬を飲む前に大声で言いました。

そして必ず最後に同居している、父と別居している元家内と長男、ご先祖様への感謝を大声で言い続けました。

また、お墓を綺麗に掃除しまくりました。6ヶ月経過しました。


そしたらウソのように回復してきました


まずは、身だしなみがしっかりしてきました。お風呂も毎日入り、車の運転もできる感じがしてペーパードライバー教習を受け運転開始10分で感覚を取り戻しました。

不毛地帯だった部屋も綺麗にして人間の部屋らしくしました。

その後、何かにとりつかれたように、まともになってしまいました。

私は生きる価値を見出しました。そして今まで50年間生きてきた経験をいかして何かを始めようと決意しました。

現在、人生「試練」と感じて苦しんだり悲しんだり嘆いたりする方々へ、

また精神疾患をお持ちの方、ひきこもりの方など人生ネガティブな思考をお持ちの方に

ハッキリと申し上げます。


ライフスリープの「試練」は耐えるしかありません。

無理は無理なのです。

しかし、はっきりいえるのは


「朝のこない夜はない」


これだけは生きていて平等です。

生きていれば何かが前に進み可能性はあると信じています。

大河原ライフプラニング
代表:大河原 康
​ひきこもり支援相談士・心理カウンセラー・ファイナンシャルプランナー
〒208-0021東京都武蔵村山市三ツ藤3-50-3
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